私の経験からお話しするとナンピンは一撃必殺に似ています。
要はですね使って勝てる場面は増えますが、使って勝てない場合は確実に負けるということです。
しかも、大きく負けます。
もし、エントリーした後に何Pips逆をいけばナンピンをするというルールがあり、またそれでも逆にいった場合の損を想定していて、それでもトータルで勝てるのであればナンピンしてもいいと思います。私の場合ナンピンすることは少なくなっています。
ですので、勝率を上げるより大きく負けることを減らすほうが大事という結論に達しています。特に私は分足トレードですので、損切りした後の数分後に戻ってきたり、ナンピンしていたら助かっていたなあと思うことが多いです。
しかし、ナンピンは極力しません。それは、ナンピンの怖さを知っているからです。
ナンピンを想定している時点で負けている
ナンピンをするということは既に負ける可能性が高いということ。また、ナンピンをした後に想定外のことがが起きるリスクを考えていない場合が多いです。
ナンピンをして勝てた場合は運が良かったと思う方がいいです。
この記事でも書きましたがナンピンして負けた場合、取り返すことのできない負けトレードになる可能性が高いです。
私は分足でのトレードですのでナンピンしても長くポジションは持ちません。
ただ、これがデイトレードやスイングトレードだと精神的にきついのではと感じています。
それでもナンピンをしたい場合
ここまでナンピンの怖さを書きましたが、それでもナンピンをしたい人に私の経験上の注意点をいくつか紹介したいと思います。
まず、ナンピンをする場合はよーく引きつけてからナンピンするということです。
トレードスタイルにもよりますが、ポジションの逆をいってしまいすぐナンピンしていたら1回目のエントリーポジションは救えません。我慢してここだと思うところでナンピンします。でなければ、最初のエントリーとほぼ同じ値でエントリーしたことと同じです。結局、我慢して待てってことです。待てないとさらに含み損が増えます。
もう一つは、ナンピンして運よく成功し同値撤退できそうな時、どうしますか?同値撤退もしくはもっと伸びると思い撤退しないですか?
正解は撤退しましょう。同値でなくてもやや戻したら撤退でもいいぐらいです。
人間の欲というのはきりがありません。
損を抱えていれば助かりたい。
そして、戻ってきたらあわよくば利益を得たいという思考になりがちです。
それでは、いつか大きく負けるときがきます。
長くトレードしていくことを考えて相場に向かい合いましょう。
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