本記事は、FXを始めてから数ヶ月、FX中毒・FX依存症だった兼業トレーダー(私)の話である。
その後、中毒・依存症から立ち直り、1年目に100万円を稼ぎ確定申告するまでに成長。
また、本記事を読んでいる人の中で本当にFXをやめることができないと悩んでいる人に向けて、立ち直り方を紹介していく。
FX中毒・FX依存症の症状
FXを語る上で、FXのメリットだけを語ろうとは思わない。
FXのデメリット、不確実性、勝ち続けることの泥臭さなど、現実的な部分も伝えていきたい。
過去を振り返ると、私も明らかにFX中毒・依存症だったと思う頃がある。
丁度、FXを始めて数ヶ月ぐらいまでの頃である。
FXにはまり、とにかくチャート画面を見ないと気が済まない。また、何をしていてもリアルタイムの値動きを見たいという欲求。
もはや、中毒・依存症である。
しかも、今考えればあり得ない行動をしてきている。
私のあり得ない行動例
・風呂場にスマホを持っていく
これは、普通に生活しているとチャートをずーっと見ているわけにはいかない。そこで、ビニールの袋にスマホを入れて風呂に持っていったことがある。もしくは、脱衣所にスマホを置き、都度プライスや値動きを確認していた。今、こうやって書いていても、異常であることがわかる。チャート画面から10分たりとも離れたくないという精神状況である。
・新幹線の中でスマホでエントリー
これは、旅行に行く途中に車内でエントリーをしていた。もはや、そんなにFXがしたければ旅行に行くなと過去の自分に言いたい。しかも、旅先につく前に数万円の損失を出し、嫌な気分で旅行したのである。結局、旅行もしたいし、空いた時間でお金も稼ぎたいという都合のいい欲望。つまり、全てを得ようとしたのである。
・歩きながらスマホでエントリー
これは、エントリーしないことにより損をしたくないという、もはや頭の中はFX一色である。その結果、歩きながらエントリーしてしまったのである。そして、案の定損切りして負けている。
ざっと挙げてみると、こんな感じである。思い出しても本当にヒドイ行動である。
共通点としては、パソコン画面に向かっているときだけに留まらず、何をしていてもFXのことが頭から離れないことである。
もちろん、この行動や思考のときには勝ててはいない。
感情でトレードする先に未来はない
感情はとても厄介である。
嬉しい、楽しい、悔しい、いろいろあるが負けても感情でトレードしてはいけないことである。
例えば、エントリーした瞬間、理不尽な値動きで損切りを食らった時。
なんで俺だけ・・・。もし、数分エントリーを待ってさえすれば・・・。初心貫徹していれば勝てた・・・。
悔しい・・・
そして、悔しいと普段エントリーしないところでエントリーしてしまう。また、エントリーポイントが早くなる。
そうなると、負けるのはほんと早い。悪い意味で感情トレードの破壊力は凄まじい。
FXで簡単に負ける方法を挙げるとすれば、感情でトレードすることである。
FX中毒・FX依存症からの立ち直り方
では、過去の私のようにFX中毒・FX依存症になってしまったらどうしたらいいのか?
その解決方法は、結果を踏まえ反省するしかない。
反省しか方法はないのである。
自分自身の行動が自分自身を追い詰めていることに気づかなければいけない。
トレードすることが目的になってはいないのか?
感情でトレードしてはいないのか?
本当の目的はなんなのか?
ここを、自分自身に問いかけ答えを出さなければならない。
FXをやめても人生に問題はない
私は、FXを継続してきて4年目でありトレードや生活習慣でも紆余曲折あったが、今も相場の世界にいる。
幸い、FXとの距離感がわかり、こうやってブログを書いている。
もし、FXで大きく負けていたり、中毒・依存症のままなら語ることもできない。
決して自分の腕前が一番と思っているわけではなく、披露したいわけでもない。
ただ、それなりの経験(回数をこなしている)をしてきているので、わかることはわかる。
そして、思う。
FXで別に勝てなくても、何も人生に問題はない。
これが、心理だと感じる。
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