さて、相場暦3年で50万円を2年で400万円に増やした兼業トレーダーの私がFXの問題集を難易度別につくってみました。
問題集といっても簡単な○×形式です。
完全に私の経験からの回答になるので、仮に答えが違っていてもそれで勝てているならそれが正解です。
ただ、勝てている人ほど共感できるところが多いと思います。
自身を振り返り、チェックしてみてください。
初級編
・負けたのが悔しいので取り返すまでトレードする
正解は×です。
簡単ですよね。理由は、負けたのをその日に取り返そうとすると余計に負けます。その日ってのがポイントです。長期的に取り返そうとすることはいいですが、悔しい気持ちで相場に向かうと感情でトレードすることになってしまいます。負けを受け入れることがFXでは大事です。
・常にMAX枚数(Lot)でトレードする
正解は×です。
これも、当たり前なレベルですね。仮に10枚持てたとしても10枚でトレードしてはいけないです。理由は、MAXの枚数でトレードする精神状況では継続して勝つことができないからです。継続してってところがポイントです。FXは継続を伴うとブログで何回も言っているように、継続していけない手法や習慣は最初からやるべきではないんです。
・家に帰ったら、すぐにトレードしない
正解は○です。
これは、私の悪い習慣から問題を出しました。私は家に帰るとすぐにパソコンを起動しチャートを開きます。そして、簡単な分析と値動きを確認するんですが、落ち着いてエントリーできない状況でエントリーすると大概負けます。
この値動きでエントリーしないともったいないと思ってしまう悪い思考回路です。一旦、相場に向かうとはどういうことなのか。本当にFXで勝ちたいのか。この気持ちを心に落とし込む必要があります。
・証券会社は成績によって使い分ける
正解は×です。
証券会社はいくつか開設することは問題はありませんが、基本的に1つのチャート画面に慣れたほうがトレード技術は上がります。また、初心者のうちは負けるたびに証券会社を変える癖がある人がいますが、負けたら違う種類に逃げていると正確なトラックレコードや相場日誌をつけることができないです。負けたら違う種類に変えるのではなく、FXは負けたらやらないっていう手段しか逃げ道はありません。
逃げるという方向と手段が間違っていると、自分がなぜ負けたのかを把握できません。把握できないってことは改善できないってことです。まずは一つの証券会社のチャートを極めるべきです。
中級編
・1時間ほどのチャート分析は許容範囲である
正解は×です。
私は基本的に過度なチャート分析は不要という結論に達しています。1時間のチャート分析は私の基準では過度になります。せいぜい、10分以内ぐらいでしょうか。私の場合は長くても3分以内でほぼ1分以内に終わらせます。そのぐらい、チャート分析にかける時間は無駄になることが多いです。
また、チャート分析に時間をかけ過ぎると、勝てないときに余計に悔しいと思うようになります。これだけ時間をかけたから勝てないのはおかしい。時間をかけた分の対価を得たい。こんな気持ちになってきます。そうなると、何を信じていいのかわからなくなります。あくまで、目標はFXで利益を上げることです。チャート分析が目標ではありません。
・FXで一番大事なのはメンタルである
正解は○です。
これは、ひっかけのようでひっかけではないです。FXは基本的にメンタルが土台です。これは、特別なことではなくFX以外のことをするにしてもメンタルが土台であることに変わりはないと思います。特にFXは緊張感を持たないものに対しとても厳しいです。
私もFXで絶対に利益を上げることを決めて、トラックレコードや相場日誌を毎日つけていました。このメンタルが崩れると、FXの基本や情報、手法は無意味になります。
・チャートに慣れるよりも経済知識をつけるべき
正解は×です。
これは、やっている手法によって違うと思いますが、少なくてもスキャルピングは経済知識よりもチャートに慣れることを優先してください。私は相場暦3年になりますが、いまだに経済知識は不十分なままです。でも、一定の利益は出せています。
つまり、基本的にFXの正当な勉強のルートは経済知識(ファンダメンタル)⇒手法(テクニカル)だと思いますが、私の場合は手法(テクニカル)だけで結果が出せました。ですので、初心者ほどまずテクニカルを1つ覚えるべきです。
・スキャルピングは感覚が大事
正解は○です。
スキャルピングはFXの手法のなかでも裁量の割合が多いと感じています。ただ、どの手法にも言えることなんですが、その時の値動きや状況によって利確や損切りをしていくだけの裁量がないと相場で生き残ることは厳しいです。
例えば、目標の利確ポイントまで絶対に待つという行動はいつか負の連鎖で大きく負ける時がきます。人には説明できないけどなんか嫌な予感がするとか、感覚を研ぎ澄ますことが大事です。
上級編
・損少利大が大事である
正解は×です。
損少利大はあくまで理想の言葉です。FXは理想の言葉で勝てるほど甘くはありません。必ず、手数だったり時間だったり犠牲になったり我慢すべきところが必ずあります。もし、損少利大を目標にしている人は一旦目標から外したほうがいいです。結果的に自分のやっているトレードが損小利大になっているなら、それはありだと思います。
ただ、FXを継続していくときれいごとだけでは勝てないって理解できる日が必ずきます。
・損切りは早ければ早いほうがいい
正解は×です。
一見、損切りが早いと損が最小限に収まるからいいように感じますが、実は早ければいいってもんではありません。損切りをもっと噛み砕くと、損を確定させる行為です。含み損ではないんです。損を確定させるってことは負けに近づいていることに変わりはないんです。なら、ただ含み損を見ていればいいのかというと、そういうわけでもありません。
その時の値動きの質を見極め、判断していく。この判断ってところがセンスに近い感覚になります。センスは毎日相場環境に身を置き継続していくとレベルが上がっていきます。
特別編
・メンタルよりも大事なことを答えられる?
メンタルよりも大事なもの。
先ほど、中級編でFXで一番大事なのはメンタルであると答えました。
でも、そのメンタルよりも変えることの難しいメンタルの土台になる大事なことがあります。
それは、人の背景です。もっと簡単に言うと、その人のやっているトレード環境や生活の固定化です。
FXで勝てている人は同じ生活リズムだから勝てているわけです。例えば、イチローが打席に入る前にやるしぐさもそうです。
結果を出している人は必ず勝ちパターンを知っています。私も相場に向かう前にこのチャートでこの値動きだとこうなるなと想像しエントリー。エントリーを積み上げていく段階で今日は勝てるなと感覚的にわかってきます。そして、勝ち逃げします。
これが、鉄板です。
要はスマートなんです。
自分の決めたレールを進み、ぶれないように心がける。
今回はこんな感じでまた機会があれば第二弾をやってみたいと思います。
<FXで月20万円稼ぐ手法、生活>
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