FXで勝っていくためには、長い目で見ていかなければなりません。
例え一日で許容範囲外の損が出たとしても、イライラしたり焦ってはいけません。
でも、それが難しいんですよね。
こうやって文字で書く分には簡単なんですよね。私もこの難しさはよくわかります。
しかし、年間で勝っていくためには負ける日は負けていいんです。負ける月は負けていいんです。何十年も続けていれば負ける年もあるでしょう。
大体、明らかに大損している日はメンタルがおかしなことになっています。
これは、自分の相場日誌を振り返ればわかります。
野球で例えるとシーズン中に怪我をせず出場し続ける。そして、結果を出していく。ノーヒットの次の日に焦って自分のスイングスタイルを崩してはいけません。
これでいくと決めたらやり続ける。他人が言っていることや他人の実績なんて気にしなくていいんです。
みんな、状況や環境、スタートラインが違います。それを、全て一緒にしては駄目です。
変えなければならないところ、変えてはいけないところ、これすごく大事です。
大損してしまった後の対処法
それでも大損してしまった場合はどうすればいいのか。大損の程度にもよりますが、スタートラインに戻ることを考えるしかありません。
つまり、「振り出しに戻る覚悟をする」です。
その振り出しが1ヶ月で収まるのか数か月で収まるのか、数年で収まるのかは損した額と資金次第です。また、こうなったらメンタルが正常ではないのでトレードを止めるのも手です。
そして、一番してはいけないことは使ってはいけないお金に手を出して追加入金することですね。一度、現実に戻りFX以外でお金を稼ぐことに集中したほうがいいです。
今日失ったお金を明日までに取り戻さなくてはいけないルールはFXにはありません。
負けることは防げないことですが、負けた後の行動は自分で決めることができます。
年間トータルで利益を上げていくには、いかに大損する日をなくすかが大事です。
大損しないヒント
私も大損することはあります。その経験の中でこれがいけなかったと思うことがありますので1つ紹介します。
それは、逆指値を設定していて強制損切をくらったのに、すぐにエントリーをする。
これは、1分足だから起こりやすいことかもしれませんが、結局大損はメンタルが関わっているんですよね。
本能が負けを認められない。
エントリー前に「このぐらいは損をしても問題なくやっていく」という本能に逆らう強い気持ちが足りないんだと思います。
しっかり考え気持ちを強く持ってエントリー、安易に考え気持ちもフワフワした状態でエントリー、どちらも相場から見れば1回のエントリーです。
1回のミスが致命的になるのがFXですので、緊張感を持って戦い抜きましょう。
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