さて、今年も早いもので12月ですね。
私はこのブログで偉そうに話しているように感じるかもしれませんが、結果的に収支はプラスでもたくさん失敗をしています。
自分の相場日誌ではその失敗について反省はしているんですが、今一度忘れないように失敗したことを振り返ってみたいと思います。
今回は2016年1月29日の日銀がマイナス金利政策導入を決定した際の私のトレードを振り返ります。
年初のプレッシャー
そもそも、2016年1月29日は日銀金融政策決定
私は10時頃から恐る恐るスキャルピングを繰り返し+40,000円の利益が出ていました。値動き自体は私の好きな値動きで取りやすかった記憶があります。
そして、11時頃から危険な感じがしてきたので枚数を4枚に落とし慎重にスキャルピングをしていました。なた、枚数を落としても利益を積み上げていくことができ、+60,000円まで利益が増えていました。
ここで、時間は12時頃です。私はここで枚数を8枚に上げています。
今、相場日誌を見てもなぜ日銀金融政策決定
そのプレッシャーを裏付けるように1月28日までは合計-90,000円で、今月は利益を上げることができないかもと不安な気持ちのままトレードをしていました。
FXで初めて知る恐怖
そして、その時はやってきました。
12時30分頃だったと思います。
いきなり、ポジションが消えました。
しかも、逆指値で出していた希望の値ではなく、大幅にズレて損切られました。
初めて体験する恐怖でしたね。
逆指値を設定していても希望の注文が絶対通ることではないという現実。
これはヤバイと思いましたね。
FXで一番危険なのは、損切り注文(逆指値)を設定していても、その希望通りにはいかない。
これが、一番危ないってことがわかりました。
精神崩壊
そして、このままトレード止めればよかったんですが、初めて見る値動きに悪い意味で魅了されエントリーを試みます。
まだ、ドル円が118円から121円に3円ぶっとんでいる最中にです。
今思えば、本当にヒドイ。
ご想像の通り、値動きが尋常ではなく約定レベルで-340,000円まで損失が増えました。この時、既にメンタルは崩壊していましたね。
エントリーしたこともバカなんですが、私は損切りを-10Pipsに設定していたので激しい値動きの中、
エントリー
↓
利確できるタイミングがない
↓
強制損切り
↓
唖然
↓
エントリー
↓
利確できるタイミングがない
↓
強制損切りを繰り返していました。
いや、思い出すと本当にヒドイですね。取引きになっていないです。
これから、2015年の確定申告が2月に迫っているときにこのありさまです。
精神崩壊からの勝利
私はたった10分程度で-300,000円程度失ったことを受け止めることに必死でした。
私は、過去の自分のトレードを振り返り、自分の成績を思いだし、自分の今後を考え自分のトレードスタイルを取り戻すことに精神を集中させました。
お金を失ったのは自分のトレードスタイルではない時。
まだ、去年の利益がある。その分なくなっても大丈夫。
これは自分のせいだ。
その自問をしているうちに、ドル円の値動は121円までいったあと全戻しレベルまで下がる勢いでした。
私はチャートの値動きに集中し、今の値動きなら自分のトレードが通じると思いトレードを始めました。その最中も紆余曲折はあったものの、
結果、14時頃には+-0円まで戻しその後も流れに乗りその日は+40,000円で終えることができました。
精神崩壊から勝利への要因
この記事を見ている人は結果的に大損ではなくガッカリしているかもしれませんが、2016年を振り返るとまずこの日を思い出しますね。
まず、このようなヒドイ取引きとなったことの要因として、
・日銀金融政策決定
これは、完全に自分の欲に負けましたね。
・日銀金融政策決定
しっかり、逃げていればいいものをギリギリまでエントリーしリスク管理が甘かったですね。
・明らかに尋常じゃない値動きの中エントリーをするギャンブル脳
これは、心底自分が嫌いになりました。
・マイナス金利政策を理解できていない
相場の値動きだけ経験してきて、ファンダメンタルな部分が欠落していることに気づきました。
こんな感じですね。
よく、これだけの負ける要因がありながら戻ってこれたと思います。
戻ってこれた要因
・相場の値動きが自分のトレードスタイルに合っていた
・自分のトレードスタイルが確立されていたから戻ってこれた
・損を受け入れる努力をし、長期スパンで物事を見た
こんな感じですね。
これから、まだ1年たっていないんですよね。
このころから比べるとだいぶ私も成長したと思いますが、戒めとしてこの記事を書いてみました。
<FXで月20万円稼ぐ手法、生活>
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