これまでに、当ブログでFXの取引きにおいて危険なところも記事にしてきましたが、一番大事なことを書くのを忘れていたかもしれないことに気づいたので、記事にしてみたいと思います。
それは、エントリーしたら必ずそのポジションは決済して、翌週を向かえることです。
私は、スキャルピングが主流なので、そんなことは絶対にありませんが、FXをしている人はデイトレードが一番多いのではないかと思いますので、注意しましょう。
ポジションは必ず決済して翌週へ
まず、初心者の人もいるかと思いますので説明すると、FXは基本的に土日は取引きができません。つまり、業者の管理画面からエントリーできなくなります。ですので、決済もできないってことになります。また、何時まで業者が開いているのかというと、業者や時期にもよりますが、土曜日の朝6時頃までが一番多いです。
そして、本題なんですが、この締切り時間までにポジションは絶対に決済してください。そのポジションが利益が出てようが、損してようが関係ありません。必ず決済してください。
ポジションを翌週へ持ち越すのは危険な理由
ポジションを翌週へ持ち越す行為は非常に危険な行為です。
その理由は、何かの時事的な理由や世界の状況よって決済したくても決済できないからです。また、自分ではもうどうにもならなく神頼みになるからです。
例え
ドル円を110円で買ったとします。その際に、しっかり損切り設定をしていたとします。損切り設定は-30Pipsとします。※通常損切り設定していれば、強制的にその値に到達すると決済は発動します。つまり、損切り設定とはリスク管理
そして、翌週へ持ち越します。すると、109円で始まりました。そうすると、いくらで決済されるのか?
正解は、109円で決済されます。
これはFXをやっている人は知っていると思いますが、特に初心者の人は気をつけてください。1円だけならまだ傷は浅いですよ。これがもし、数円や十数円規模なら取り返しがつきません。
そんなこと、めったにない!!っていう人もいるかもしれません。その、めったにないっていう保証が今後もあるのでしょうか。FXは会心の一撃をくらわないようにしなければなりません。
例えば、格闘ゲームで終始優勢で流れが進んだとします。しかし、相手の会心の一撃をくらい結果負けてしましました。これに似ています。弱っている相手から会心の一撃をくらう可能性はごく稀かもしれません。でも、絶対はありません。相場も同じです。今までのことがこれからも通用するという思い込みは退場に繋がってしまいます。
ポジションを持ち越さない工夫
私が考えるポジションを翌週へ持ち越さないように工夫する手段としては、金曜日はやらないがベストです。
ポジションを持つということは、極論を言うとどうなるかわかりません。私はスキャルピングや短期売買が主な手法ですので、ポジションを翌週へ持ち越すことはないんですが、金曜日は積極的に取引きすることは控えています。
金曜日が危険な理由
金曜日は週の終わりでもあります。つまり、誰だってポジションを持ち越したくありません。ですので、いつもよりイレギュラーな値動きが起こりやすいです。そして、仮にイレギュラーな値動きで損をして取り返そうと思ったところで、値動きはいつもより動かなくなります。
後は、自分の精神面でも、休み前に負けたくありません。終わりよければ全てよしっていう言葉に似ていますが、終わりがグダグダだと金曜日に週の利益を飛ばす、もしくは減らしてしまう。そうすると、嫌な気持ちで土日を向かえることになります。
嫌な気持ちで土日を向かえると、プライベートも充実してきませんし、積極的な行動も抑えがちになってきます。ですので、金曜日はいつも以上に「これでよし!」と言って切り上げる男気みたいなものが大事です。ジメジメ相場にしがみつくな!ってことですね(笑)。
こんにちは。細かなこと言って申し訳ないですが、「会心の一撃」は自分が有利になるときの表現で、自分が不利なときには「痛恨の一撃を喰らう」の方が表現が適切だと思います。
記事の内容はとてもわかりやすかったです。
>>としさん
コメント、ありがとうございます。
確かに、痛恨の一撃の方が適切ですね。
一度、全ての記事を見直さなければと思っています。
最近、文章や文字の使い方の本を読んでいるので、
これから改善していきたいと思っています。